2012年09月
2012年09月28日
ビッグ・ボーイズ ‐しあわせの鳥をさがして‐
「ビッグ・ボーイズ ‐しあわせの鳥を探して‐」
DVDレンタルが始まったので、借りて観ました。
私は、個人的にジャック・ブラック大っ好きで、
だから吹き替えでこの作品に関われたことに興奮しました
1年でどれだけの種類の鳥を見たかを競う「ビッグイヤー」に人生かけて挑む、
大人げない男3人のストーリーです。
バッカだなぁと笑いながらも、ジャック・ブラック演じるブラッドが入院したお父さんに鳥の写真を見せるシーンとか、
スティーブ・マーティン演じるスチューに孫が産まれて家族と幸せそうにしているシーンとか、
気持ちがあったかくなりました。
速攻、孫に鳥の名前を教えているところが笑えます。
ジャック・ブラックはジョン・キューザックと出ていた「ハイ・フィデリティ」から大好きで、もう、くだらなくて大好き。いつも歌わなくていいところで歌うし・・・切れるし・・・真顔なのにテンション高いし・・・
楽しい映画を観たい気分の時は ぜひ見てください
私の吹き替えた役はラシダ・ジョーンズさん演じるエリーという役でした。
エリーも鳥で人生をムダにしている。と親から言われるほど鳥マニアで
バードウォッチングに来ていて、ときどき鳥の鳴き声を真似したりしてました。「キェーキェー」とか言って。
どんなコアな鳥でも鳴き声で何の鳥か判別できる耳を持つブラッドと、鳥の鳴き声当てをしたりして・・・
二人の間に小さな幸せが生まれていきます。
そしてラブへと・・・
個人的にめっちゃ幸せなひと時でした。
2012年09月24日
ヘルプ~心がつなぐストーリー~
今日、さっそく観ました。
吹き替えをさせていただいた時から、とても印象に残っていた作品だったのですが、
改めて見ると、やはり素晴らしい作品です。
笑いながら涙する映画です。
アメリカミシシッピ州のお話で、ヘルプというのは、白人家庭でメイドとして働く黒人のことをさすのだそうです。
ジャーナリストを目指す若い白人女子が、メイドの扱い、差別に疑問を抱いて、彼女たちの視点で本を書こう。と
意見を聞きたい。と立ち上がるのですが、差別のひどいこの土地・時代に黒人が白人家庭に物申すのは大変なこと。。なかなか、協力者が現れないのですが、そんな中勇気をもって口を開いた女性から始まり・・・
決して説教じみたものではなく、出てくる黒人女性の演技が素晴らしい。エイビリーン演じるヴィオラ・デイヴィスさんは、あたたかく芯の強い雰囲気がにじみ出ていて
ミニーを演じるオクタヴィア・スペンサーさんは見たことある!と思ったら、アグリーベティでベティのお父さんに執拗に言い寄るキャラの濃い役で出演してはりました。キュートでパワフルな女優さんです。
私はスキーター役のエマ・ストーンさんを吹き替えさせてもらいました。
可愛いとか美人とかでは無いけれど不器用で、まっすぐなジャーナリストを目指す彼女を演じさせてもらうことで、
エイビリーンやミニーはもちろん、お母さんと、昔、働いていたメイドのコンスタンティンとの会話ができて、
思い出してもジーンとする体験をさせていただきました。
キャラクターの強い、愛すべき人たちがたくさん出てきます。
ぜひ、ご覧ください。
第三回公演「Pain-イタイイタイ-」ありがとうございました!
劇団砦 第三回公演「Pain-イタイイタイ-」無事、千秋楽を迎えました。
見に来てくださったみなさま、いろいろ協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
37歳・寅年。競馬とマッチをこよなく愛し、結婚に憧れるラブホテルで働く痔の女・・・
田所忍。
忍耐の忍と書いて忍・・・
またお会いいたしましょう。
劇団 砦